②社会人入試の願書記入上の対策とポイントは?
一般入試でも願書に看護師志望理由/自己PRなどを書くことがありますが、社会人入試の場合は重要性・記入量ともに多いケースがほとんどです。基本的に願書だけで合否は決まりませんが(学校によっては点数化。ある学校では願書の記入に誤字脱字などがあると減点しています)、合否を左右する要因にはなります。それはこの願書をもとに面接が行われるからです。
では、記入上のポイントは何かというと当たり前ですが、読みやすい丁寧な字で書くことが基本です。あと、用紙をよれよれにしたり、汚すなどはもってのほかです。ある先生は願書が汚れている受験生は雑な印象を受けるので看護師としてふさわしくないとおっしゃっていました。願書は皆さんの顔だと思ってきれいに丁寧に扱ってください。
次に内容のポイントですが、抽象的な表現、抽象的なPR項目が多いのは評価が高くありません。例えば、分かりやすく趣味を例に書くと「私の趣味は映画観賞・音楽鑑賞・読書・テニス・水泳・料理です」と言われても、たくさんの受験生を面接にする先生には全く印象がのこりません。それよりも「私の趣味は映画観賞です。年間300作品は観ます」というと一気に印象に残ります。特に社会人の皆さんは10~20分程度の面接で印象残さなければなりません(もちろん、良い印象)。そのためも回答に対しての理由(エピソード)こそが評価のポイントだと思ってください。あれもこれも言いたくなる気持ちはわかりますが、要点を2つ3つに絞り、その理由(エピソード)を書きましょう。
私が社会人の方に毎回必ず伝えるのが、それは志望理由を転職理由だと置き換えて考えてくださいです。「なぜ、看護師なのか(看護師になる必然性)」「なぜ、今、看護師を目指すのか(看護師になる時期)」「勉強も仕事も大変だが、続けられるか(看護師になる決意)」この3つを踏まえて看護師志望理由などを記入しましょう。これを意識して書くだけで評価は全く違います。
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