おはようございます。
看護医療系受験進学アドバイザーです。
平成29年4月開設予定の関東看護大学の評価をまとめてみました。やはり今回、注目なのは東邦大学です。別格でお勧めできる大学です。今回は千葉県で３大学が増えます。場所的にあまり近隣県に影響はないと思いますが、千葉県単体では非常に大きく動向に変化がでると思います。中堅下位大学は大幅に難易度が下がるでしょう。
＜個人的おすすめ度★5が最高＞
①東邦大学 健康科学部 看護学科
★★★★（十分お勧めできる）
理由：東邦大学のブランドはなかなかですし、すでに医学部医療系大学としてしっかりした実績があります。習志野キャンパスは薬剤師や臨床検査を目指す学生と交流が持てるでしょうし、図書館や設備も充実しているでしょう。また、学生も多いため楽しいキャンパスライフを過ごすことも可能かと思います。今年度、新増設の大学では最もお勧めできる大学でしょう。
②秀明大学 看護学部 看護学科
★★★（特におすすめはしないが、すごく悪いとも言わない）
理由：設立目的から様々な機関に協力を得られていることは見ることができ。学部長や実習先もまあまあしっかりしている点は評価したい。ただ、今後の教員の集め方には注意が必要。医療系学部の設立は初めてだが、大学としてすでにある点、看護のために新棟を作る点も評価はできる。ただ、秀明大学の他学部の評価は決して高いものではないのが難点。その期待を良い意味で裏切り、今後どう転ぶかは大学の努力次第だが、これだけ大学が増加している激戦区の千葉ではかなり良い学生集めなど苦労をすると思う。
③東京情報大学 看護学部 看護学科
＜個人的おすすめ度★5が最高＞
★★（特におすすめはしない）
理由：実習先を確認しましたが、様々な地域の病院を確保しています。これは人によってはメリット（様々な場所で実習ができる・就職先をあまり縛られない）に感じる人もいるとは思いますが、個人的にはメインの実習病院がある方のメリットが強いと考えているので、個人的な評価はあまり高くないです。また、法人が東京農業大学だったのでその点も期待していたのですが、あまり特徴的な点が見受けられずそこも少し残念です。学部の特性を活かした看護と情報の融合、ＩＣＴなどこれから必要とされる看護分野に強みを打ち出そうとしているのはわかりますが、「遠隔看護」と「地域に根ざした看護」といった特性は良く言えば幅広い看護が学べるといえるのでしょうが、個人的には決して矛盾するキーワードではないと思いますが、とってつけた印象が強いです。
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